■ 総合講座「情の技法II」 公開授業
2005年1月18日(火)
吉行和子(女優)
「フィクションに生きる」 於・北館ホール
講演は、コーディネーター宮坂敬造教授との対談形式で行われました。
話題は、女優デビューから転機となった映画作品や
ライフワーク『MITSUKO』まで多岐に渡りました。
ユーモアを交えながら「フィクションに生きる」役者の仕事について
ざっくばらんに語って下さいました 。
大島渚監督『愛の亡霊』の映像を紹介しながら。撮影秘話も。
話題作『折り梅』の映像を交えて。
常に刺激的な作品に向き合う、という姿勢が印象的でした。
講演終了後、コーディネーター、特別ゲスト道下匡子先生と。
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吉行和子(よしゆき・かずこ)
舞台「アンネの日記」(1957)でデビュー。現在、一人舞台「MITSUKO」が12年目を迎え、日本各地、ヨーロッパで公演中。今年8月、ドイツの演出家、ヨッシ・ヴィラー氏と「四谷怪談」を日本とベルリンで公演。 映画大島渚監督「愛の亡霊」、日本アカデミー賞主演女優賞、「百合祭」「折り梅」毎日新聞、田中絹代賞、受賞。現在、カナダのクロード・ガニオン監督の「KAMATAKI」出演中。