本講座授業日程どおり、第8回講義(5月30日)は休講のため、授業はありません。
次回の講義は6月6日となります。
ご留意ください。
2023年度 慶應義塾大学文学部設置総合教育科目
第7回の推薦参考資料をお知らせいたします。
講師:武内佳代(日本大学)
講義タイトル:「共生と「ケアの倫理」の探求――現代日本文学から考える」
推薦参考資料:
・キャロル・ギリガン『もうひとつの声で─心理学の理論とケアの倫理』(風行社、2022年)
・岡野八代『フェミニズムの政治学―ケアの倫理をグローバル社会へ』(みすず書房、2012年)
・松浦理英子『犬身』上・下(朝日文庫[朝日新聞出版]、2020年)
第6回の推薦参考資料をお知らせいたします。
講師:田島知之(大阪大学)
講義タイトル:「群れない類人猿、オランウータンの暮らしからみる「孤独」の効用」
推薦参考資料:
・「ひとり」はどうしてさみしいのだろうか. 田島知之.
http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/120321
・ オランウータン:森の哲人は子育ての達人. 久世濃子.
第6回の講義情報が公開されました。詳細は学修支援システムで確認してください。
講師:田島知之(大阪大学)
講義タイトル:「群れない類人猿、オランウータンの暮らしからみる「孤独」の効用」
第5回の講義情報が公開されました。詳細は学修支援システムで確認してください。
講師:永嶋友(慶應義塾大学法学部)
講義タイトル:「イギリス放送文化史ーー聴取者・視聴者の参加の観点から」
第3回の推薦参考資料をお知らせいたします。
講師:岩川ありさ(早稲田大学)
講義タイトル:「孤立無援ではなくー物語とトラウマ」
推薦参考資料:岩川ありさ『物語とトラウマークィア・フェミニズム批評の可能性』青土社、2022
第2回の推薦参考資料をお知らせいたします。
講師:川畑秀明
講義タイトル:「心理学から捉える孤独と共生」
推薦参考資料:
・ジョン・T・カシオポ, ウィリアム・パトリック (著), 柴田裕之 (翻訳) 2018年 孤独の科学 人はなぜ寂しくなるのか 河出文庫
・日経サイエンス編集部 2018年 孤独と共感 脳科学で知る心の世界 別冊日経サイエンス
・松本俊彦(編) 2023年 孤独と孤立: 自分らしさと人とのつながり (Nursing Today ブックレット) 日本看護協会出版会
1) 4月11日 ガイダンス:対面
2) 4月18日 川畑秀明(コーディネーター):対面
3) 4月25日 岩川ありさ(早稲田大学):対面
4) 5月2日 菅沼文乃(南山大学):対面
5) 5月9日 永嶋友(慶應義塾大学法学部):対面
6) 5月16日 田島知之(大阪大学):対面
7) 5月23日 武内佳代(日本大学):対面
8) 5月30日 早慶戦予備日のため休講
9) 6月6日 吉田恵理(都留文科大学):対面
10) 6月13日 松井梓(国立民族学博物館):対面(予定)
11) 6月20日 伊藤達矢(東京藝術大学):対面(予定)
12) 6月27日 近森高明(慶應義塾大学文学部):対面予定
13) 7月4日 ディスカッション:対面
14) 7月11日 全体のまとめ:対面
(試験期間中に試験実施)
※講義詳細は学修支援システムでお知らせします。
単位:2(半期)
キャンパス:三田
担当教員:佐川 徹 / 宇沢 美子 / 小平 麻衣子 / 川畑 秀明
設置課程・学部:学士 / 文学部
概要:
本科目は文学部教授会が認める科目であり、慶應義塾大学での学問の基礎となる知識と技能を修得し、将来のさまざまな問題の解決に役立つ孤独と共生の深い理解を身に着ける。 |
授業科目の内容・目的・方法・到達目標:
日本社会で、孤独や孤立が社会問題として取りあげられて久しい。さらに,コロナ禍においては孤独や孤立は大学生等の若者の問題としても向き合わなければならない問題となっている。では,人はそもそも自己とどのように対峙し他者と関係を構築し共生していくのだろうか。またそのことを文学や芸術などではどのように表現してきたのであろうか。「孤独と共生」の問題は,非常に現代的なネガティブな問題であるだけでなく,自己の成長や文学や芸術などの創造の原動力ともなり得るものである。
本講座では,多方面の塾内外の有識者を招き,多様な人々が幸福に共生する社会を想像し,「誰しもが取り残されない社会」をどのように構築しえるか,そこに何が必要なのかをさまざまな観点から講義していただく。コーディネーターとなる担当教員たちは、それぞれ文学、社会学、人類学,心理学の立場から、上述のテーマにアプローチする。さらに、ジャーナリスト,NPO運営者,作家,芸術家,また社会の各領域で「孤独と共生」に向き合ってきたり,社会における孤独や孤立の問題を解決するべく実践してきた人たちを講師として招く。SDGsが広く取りあげられているなかで,人々の生活における孤独と共生ついての多くの生の声を取りあげたり,過去の作家や芸術家における孤独とその人生を取りあげたり,さらには孤独の良い側面と悪い側面の具体的な心身への影響を考えたりするなど,具体的な事例を他角度から知ることで受講生の視野と感性を広げてゆきたい。本講座は,受講生が自分自身の感性を見つめ直す機会となることも重要であるから,ディスカッションをする時間も大切にしていきたい。
(2023年度 講義要綱 より)
11月29日、8回目の講義についてお知らせいたします。
第5回の講義情報が公開されました。詳細は学修支援システムで確認してください。