10/12 岡原正幸(社会学専攻助教授)
「公と私における情の技法——(ポスト)感情社会学」
□岡原・山田・石川・安川(1997)『感情の社会学〜エモーションコンシャスな時代』世界思想社。
感情社会学の試みを概説的に紹介するほか、感情社会学から見た現代社会や権力、コミュニケーションなどに関する論稿が収められている。
□岡原正幸(1998)『ホモアフェクトス〜感情社会学的に自己表現する』世界思想社。
感情社会学という試みを反省的に対象化しつつ、いまの社会を感情管理社会と理解し、そこからの離脱を模索する。
□S・ネッケル(1999)『地位と羞恥〜社会的不平等の象徴的再生産』法政大学出版局。
現代社会にある不平等や差別を、感情、恥ずかしく思わせるという営みに焦点をあてて議論する。
情の技法II 2004 Keio University