【単位】 2(半期)
【キャンパス】 三田
【キャンパス】 三田
【担当教員】
文学部教授 宇沢 美子
文学部教授 岡原 正幸
文学部教授 粂川 麻里生
文学部教授 巽 孝之
文学部准教授 川畑 秀明
文学部助教 佐川 徹
【内容】
文学部の総合講座の新シリーズです。1994年度より開始されたオムニバス講義で、「前衛と伝統」「死と再生」「愛とセクシュアリティ」「情の技法」「自然と文明」などがここ10年のテーマでした。
今年度は昨年度に引き続き,「聖と俗」をテーマとしています。
古来、人間は宗教的な次元と日常的な次元を峻別しながら生きてきました。神聖なる領域、時間、また人物には特別な敬意や畏怖の念を払い、それがあらゆる文 化的・思想的活動をささえる支点のようなものだったでしょう。しかし、近代というものを体験した文化圏においては、「聖」と「俗」はそれ以前よりも入り乱 れて存在するようになってきています。宗教者がもっとも「宗教的」とは限らず、きわめて世俗的な営為にむしろ聖性が認められることさえありうるのです。
現代において、「聖なるもの」はどこにあるのでしょうか? 今回の連続講義では、さまざまな領域の専門家である講師陣によって、多次元的な「聖と俗」の文化空間が描き出されてくることとなるでしょう。
今年度は昨年度に引き続き,「聖と俗」をテーマとしています。
古来、人間は宗教的な次元と日常的な次元を峻別しながら生きてきました。神聖なる領域、時間、また人物には特別な敬意や畏怖の念を払い、それがあらゆる文 化的・思想的活動をささえる支点のようなものだったでしょう。しかし、近代というものを体験した文化圏においては、「聖」と「俗」はそれ以前よりも入り乱 れて存在するようになってきています。宗教者がもっとも「宗教的」とは限らず、きわめて世俗的な営為にむしろ聖性が認められることさえありうるのです。
現代において、「聖なるもの」はどこにあるのでしょうか? 今回の連続講義では、さまざまな領域の専門家である講師陣によって、多次元的な「聖と俗」の文化空間が描き出されてくることとなるでしょう。
(2016年度 講義要綱 より)
【講義日程】
別記事参照